剛・柔・流の習得順
剛・柔・流の順について、 それぞれ習得していく順番は特にない。 それらの次元(媒体)が異なるため、お互いに干渉しないため。 剛と柔はどちらも空間の間を変化させるため同時に重複させることはできない。 瞬時に切り替えることは可能。 流は時間の間を変化させるので、 空間と時間で次元が異なるので干渉しない。 よって、 剛と流 柔と流 は同時に重複させることが可能。 理解しやすい順番は、 剛>柔>流 となる。 媒体が、 触覚>視覚>聴覚 の順は知覚しやすい。 また、相手が近づいてくる順は 聴覚>視覚>触覚 より、触覚が最後の砦となるので、 触覚をまず鍛え、技を確実にかけられるようにし、 徐々に柔と流に拡張させていくと技が止まらず稽古が進みやすい。 人によっては、 触覚よりも視覚や聴覚が発達している(主体となっている)ことがある。 先に発達している感覚は、他の感覚の切り口になる。