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型稽古の意図

人は自己と自我との葛藤により自己を見出すこと(本来の自分を取り戻すこと)により 自在となり成長していく 型稽古とはその段取りを再現している仕組み 自身が自我にとらわれているとき 意識的になにかを行う そのことは一時的な反映をもたらすかもしれないが、やがて自滅する なぜなら自我の世界は二元であるので 良いことと悪いことが同時に常に発生する 良いことが最初起こると次に悪いことが起こり始める 陰陽の法則 次に自滅し落ち込むと 内面に注目し 自己に気がつき 無意識で動けるようになる すると その型の形の中で 一元の世界に入ったことになる 今までうまく行かなかったことがうまく回り始める それは自我(意識)から自己(無意識)へ転換したからである 何事も初めてのことは この段取りを踏むことは必然である 天才とはこの段取りを踏まない人 型稽古でいうと 型の形を覚えようとすることは ます意識的に行うことになる つまり 型稽古とは 自我をわざと使わせるように仕組まれており やがて 自己に気づくようになっている 自我があるから自己に気がつく それを繰り返していくと あらゆる動作が無意識に移り すべての動作が自己に転換する 型の形が自己となり それが実現する(技がかかる)ようになる 型稽古の意図がよくわかる

内から外へ

内側の各点(チャクラ・丹田)へ氣(意識)を向けると外へ反映される 合気道で技をかけることは この働きのほんの一表現にすぎない 内側が原因 外側は結果である とすると 氣は方法(手段)ということになる 合気道で確認できることだが 外のすでになった形をどうにかしようとしても 変えることはできない 技がかかるために形を修正するのではない 本来の課題に戻すために形を型に近づける 内側(内面)にこそ 莫大な財産と大いなる存在がある 氣は向けた対象を増大させる効果がある 氣により 内面が刺激・増大されると 外側の現実が変化する 無から有が産まれる仕組み 氣とは 内側から外側への架け橋の役割がある 氣を働かせるには 意識を集中させること 意識を集中するには 頭の中の思考を本来の使い方にしてあげること 思考は自身(自己)ではない ChatGPTと同じく便利な道具にすぎない 思考(ChatGPT)に囚われると 自己と同一視するようになる 思考を自己と同一視していないだろうか 思考を自分の考えと思っていないだろうか その状態から脱することが 氣を扱うことの第一歩となる