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受けの条件4

受けの条件として 1:捕りの形を型に制限させておくこと 2:実戦のやり取りに近づけること 3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること 4:常に受けをより良い自然体に導くこと が必須となる 4について、 4:常に受けをより良い自然体に導くこと 受けは、 捕りが2-3度安定して一定の自然体を保持し、 型を終始こなすことができることを確認したとき、 受け自身の自然体を少し上げ、 捕りの自然体がより良い自然体で型を行えるか確認する。 そうすることで捕りの自然体が徐々に向上していく。 例えば、 捕りの意識が胸にあり、受けの意識が肩にあるとする。 このとき、自然体は下記のとおり、捕り優位になる。 捕り(意識:胸)>受け(意識:肩) 受けが型の最中、 自然体が安定して下がらないこと確認したとする。 次の課題として、 受けは意識を胸に置き、 捕りの意識を胸以下になるように要求する。 この繰り返しにより捕りの自然体を向上させていく。 これを行うには、 受けが自然体の絶対値をある程度自在に上下できることが必要となる。

受けの条件3

受けの条件として 1:捕りの形を型に制限させておくこと 2:実戦のやり取りに近づけること 3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること 4:常に受けをより良い自然体に導くこと が必須となる 3について、 3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること 受けは捕りの自然体よりほんの少しだけ自然体を下げ、 捕りが□になるように抵抗する。 受けは、 捕りが型の途中で力み・軸ズレなどで自然体が下がったときには 自ずと止まるように仕掛けておく。 そうすることで、 捕りは、 ・自身の自然体がどの程度あるのか ・型の場面毎に保持できているのか かを理解していく。 この仕掛があると型によって、 自然体を保持しておくことが難しい場面があることに気づく それは自身の自然体を保持できていない場面となる このように型と受けの自然体によって、 捕りの自然体の抜けが炙り出されていく 例えば、 捕りの丹田が胸にある場合は、受けは肩に意識をおき、 相手の自然体を越えないようにしておく。 この場合、捕りの意識が胸から肩に移った瞬間に技は自ずと停止する。 そうすることで 捕りは、 その自然体以上に自然体を崩せない状態で型を行うことを課題とできる。

受けの条件2

受けの条件として 1:捕りの形を型に制限させておくこと 2:実戦のやり取りに近づけること 3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること 4:常に受けをより良い自然体に導くこと が必須となる 2について、 2:実戦のやり取りに近づけること 受けは型稽古の役割として、 技を受け、負ける側となり、常に崩されている立場になる。 そのとき、 崩されつつも、常に捕りとの隙が最小になるように調整しつつ抵抗しておく。 抵抗の仕方にルールが必要 倒されないように抵抗するのでなく、 即倒せるように、隙をすぐにつけるように抵抗する必要がある。 受けは実戦を常に想定すること。 倒されないように抵抗すると、捕りとの隙間が大きくなり、 実戦であれば即変化すべき状況となる。 それを無理やり型に沿って稽古する意味はない。 その受けの隙が適度かどうか感覚を掴むには、推手の型を行うとわかりやすい。 推手では、 無駄に力が入ったり、腰が引けたり、軸がずれたりすると、 すぐに崩されてしまうので、隙を最小にすることが身につく

受けの条件1

受けの条件として 1:捕りの形を型に制限させておくこと 2:実戦のやり取りに近づけること 3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること 4:常に受けをより良い自然体に導くこと が必須となる 1について、 1:捕りの形を型に制限させておくこと 受けは捕りが目的とする型以外の自由度を持たせないように受ける必要がある。 例えば、 小手返しの途中で受けの抵抗する方向ズレや力みにより隙が大きくなると、 捕りは、小手返しでなく他の技に変化した方が効率が良い場合がでてくる。 そうなると、実際は小手返しから別の技に移行した方が良い。 通常、 型稽古では捕りは型を別の形へ変化させてはいけないため、 小手返しより良い選択肢がある状態なのにその型をこなす必要がでてくる。 こうなると、効率のよい稽古ではなくなってしまう。 受けの方は、 そうならないよう常に注意を払う必要があり、 捕りとの隙(△、○)を見つつ、捕りが小手返しをするしかないように受けをとる必要がある。 そのため受けは、 常に相手の正中線に対して圧をかけて、隙が最小となるようにしておく。 受けがこの意識を持つことにより、 互いの隙(△と○)大きさにも気がつくようになってくる。

受けの条件

型稽古では、 技をかける側:捕り 技を受ける側:受け の役割に分かれて稽古を行う 型稽古を効率よく有効に稽古してく 受けの条件として 1:捕りの形を型に制限させておくこと 2:実戦のやり取りに近づけること 3:捕りの自然体を最大限に引き上げた状態で技をかけさせること 4:常に受けをより良い自然体に導くこと が必須となる

剛柔流の使い分け

技をかけるとき、 かける対象がどの間で動いているか(興味(△)があるのか) それに合わせて間を使い分ける必要がある。 剛には剛 柔には柔 流には流 を適用させる必要がある。 剛柔流は周波数(波長)のある帯域を示しており、 かける対象の△をみて、その帯域を選んだ上で技をかける必要がある。 その帯域が合わないとそもそも○□が起こらない(共鳴しない) もしくは、 帯域をあわせるように相手を変化させる行動(△)が必要となる。 人はその帯域を数値で認知できないが、意識の構造として認知できる。 よって 剛 臍下丹田 柔 目線 流 場 となる。

隙を最小に

剛・柔・流をバランスよく使うことが隙を最小にすることになる。 剛・柔・流はそれぞれ 後の先、対の先、先の先にあたる。 第一文字の「後」「対」「先」は、 相手が意識して仕掛けてきたときとの時間差を指す。 「後」:相手が意識して仕掛けてきた後 「対」:相手が意識して仕掛けてくるのと同時 「先」:相手が意識して仕掛けてくる前 第三文字の「先」は相手と一体化する(□)ことを指している。

両手を使うこと

型は両手使うように稽古を進める。 両手を使う意味は、 ・攻守一体(攻撃と受けを同時) ・身体の正中線の基準と補正 ・意識を両手の二箇所に分断し身体から意識を切り離す 合掌も同じ意味あいがあるのでは?