型は触媒
型には、 ・その人の技術を露呈させ他に写す作用 ・逆に型により技術を見出す作用 の両方の側面がある。 言い換えると、 型から術が産まれ 術が型により他へ拡散する。 技術を伝承し拡げるには、必ず型を通す必要がある。 型を通した後、無から有を自在に産み出せるようになる。 自在となったものが本物だか、 それを非自在が真似ても自在にはなり得ない。 型の存在はとても不思議と感じる。 型とは、非自在から自在へ変化するための触媒となっている。
植芝盛平翁の道文を元とした 和歌山支部道場高岡貞雄師範の△○□の結びを基本として稽古しています。 本会では、日々の稽古を通じ、自ずと自分の身体・意識について考え、意識せず結果として心身の修練につながるよう稽古をしております。